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「イルミネーション」の歴史・名前の由来(語源)は?

夜になると東京等の都心ではイルミネーションが美しいですが、

イルミネーションの歴史・名前の由来(語源)はどうなっているのでしょうか?


イルミネーションの意味

電球、発光ダイオード、光ケーブルなどにより淡い光の光源を集め、

夜間における風景などを作り出す装飾の事を言います。

イルミネーションの名前の由来(語源)

元々は古代ローマ共和国の公用語として広く普及した古代言語「ラテン語」

では、「輝かせる」「照らす」の事を「illuminare」と呼んでいました。

それが派生して、英語では「照らすこと」、「照明」の事を

illumination」と呼ぶようになりました。それが日本に流入しました。

イルミネーションの歴史

イルミネーションには「写真の彩飾」の意味もあり、

紀元8世紀には美しい装飾写本が数多く誕生しました。

夜を彩るイルミネーションの起源は16世紀

宗教改革で知られるドイツのマルティン・ルター(1483-1546)が

考えたと言われています。彼は夜、森の中で煌く星を見て感動し、

木の枝に多くのロウソクを飾ることでその景色を再現しようとしたのでした。

日本では明治時代に明治屋が銀座に進出して華やかなイルミネーションを

演出した事で広まりました。(1905年の新聞には大々的に掲載されました。)
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