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十二支の名前の由来は?

子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)

午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)という歌があり、

毎年、動物の年が割り当てられてますが、

歴史・名前の由来はどうなっているのでしょうか?

この十二支の考えは中国で殷(いん 紀元前17世紀-紀元前1046年)

の時代に考えられました。

この12という数字・漢字は中国天文学において天球の分割方法

の一つであった十二辰から来たものです。
(十二辰-天球を天の赤道帯にそって東から西に十二等分したもの)

また、十二支の漢字は当初、

一説に草木の成長における各相を象徴したものとされていました。

これが、なぜ動物と組み合わされた理由については、

@人々が暦を覚えやすくするために、身近な動物を割り当てたという説

Aバビロニア天文学の十二宮の伝播から生まれた

という2つの説があります。

また、なぜこのような動物が割り当てられたか?については、下記、逸話があります。

お釈迦様のもとに新年の挨拶に来た順番に動物を割り当てた。
(指定日に挨拶に来た順番という説もあり。)

これによると、

@牛は足が遅いので早めに行ったものの、

一番乗りしたのは牛の背中に乗っていた鼠(ねずみ)だった

A鼠(ねずみ)は猫に挨拶に行く日を尋ねられた際に嘘をつき、

実際よりも一日遅い日を教えたため、猫は十二支に入ることができなかった。

それを根に持った猫は鼠を追いかけるようになった。

というような面白い逸話が残っています。
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