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ネコ(猫)・イヌ(犬)の名前の語源(由来)は?

私達のペットとして親しまれているネコ・イヌですが

これらの名前の由来はどこから来ているのでしょうか?

ネコの名前の由来

ネコは奈良時代の頃には人間によって飼育されており(日本霊異記より)

[ねこ」または「ねこま」と呼ばれていました。この語源についてはたくさんの説があります。

@鼠子待ち(ねこまち)=鼠(ねずみ)を待ちかまえて捕る子の略

A寝子獣(ねむりけもの)=よく寝る動物の意から。

Bねうねうと鳴くけもの=鳴き声に由来する節で、「ねけもの」→転じて「ねこま」。

C寝小魔(ねこま)=魔は神でも人でもない有情生物を意味する原語で動物の総称

D寝高麗(ねこま)=猫は仏教の渡来の際、貴重な仏典を鼠から守るために
教典と一緒に唐から連れてこられたという説から。

等の説があります。

イヌの名前の由来

イヌの名前の由来はラテン語でを意味する

carnis(カルニス)」という言葉が語源と言われています。

日本では、今から9500年より前の縄文時代、南方からの狩猟民によってもたらされました。

ラテン語でイヌを意味するcarnis(カルニス)がどうして犬(イヌ)という名前に変わったのか?

はまだ分かっていません。
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