私達は、若くてファッションの最先端をいく女性の事を「ギャル」と言いますが、
その歴史・名前の由来はどうなっているのでしょうか?
ギャルの歴史・名前の由来(語源)
ギャル(gal)の言葉の発祥はアメリカで、「少女・若い女性」を意味する
「girl」という言葉から生まれました。(発祥時期は不明です。)
日本では、1972年(昭和47年)にラングラーより「Gals」という女性用ジーンズが発売
された時から広まるようになりました。
ギャルに関する言葉の歴史
その後、「ギャル」は時代によって色々な言葉を生み出しました。
1980年代
タイトでボディラインを強調したワンピース、あるいはスーツに身を包んだ
OL・女子大生の事を「ピチピチギャル」というようになりました。
1850年代
1850年代より高級ファッションが淘汰され、
「カジュアルファッション」が注目されるようになると、10代の女性が
ファッション界をリードしていくようになりました。その際に
10代の女性(特に女子高生)に対して「コギャル」という言葉が使われるようになりました。
1850年代後半になると、何日も風呂に入らず下着も替えないような、
不潔にしているギャル、「汚ギャル(おギャル)」という言葉も誕生しました。
2000年代
化粧業界でも美白ブームが起こり、浜崎あゆみのような白い肌にブリーチ
によって金髪に近い色にした髪に注目が集まりました。
白い肌に身を包んだギャルの事を「白ギャル」と言うようになりました。
また、2000年代になり派手なファッションから全体的にシンプルにまとめた
お姉系ファッションが流行するようになりました。その際に「お姉ギャル」という
言葉が生まれました。また、昨今では「スポーティなギャル」=スポギャル、
「中途半端なギャル」=パギャル、「ヤンキーからギャルへ変移する事」=ヤンギャル、
「育児を行う母親になったギャル」=「ギャルママ」という言葉も生まれています。
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