私達の住む地球では、地球の公転によって
毎年、春・夏・秋・冬の季節がやってきますが、
この言葉はそもそもどこからやってきたのでしょうか?
それぞれの言葉がどこから来たのか調べてみました。
「春」という言葉が生まれた説
@草木の芽が「張る(はる)」(つぼみとなる)季節であることから。
A田畑を「墾る(はる)」季節であることから。
B気候の「晴る(はる)」が転じて。
「夏」という言葉が生まれた説
@「暑(あつ」、「生(なる)」、「熱(ねつ)」が転じた説
Aアルタイ諸島での「若い」「新鮮な」が転じた説
(日本語の起源はアルタイ語族の言葉であったという説があります。)
B夏は稲が大きく成長していく季節であるが、そこから
稲が「成り立つ」ということで、それが転じて「なつ」になったという説
「秋」という言葉が生まれた説
@空の色が「清明(あきらか)」な時期からとする説
A穀物などの収穫が「飽き満ちる(あきみちる)」季節からとする説
B紅葉などにつかわれる「紅」が転じた説
「冬」という言葉が生まれた説
@「ふゆ」は万物が冷ゆ(ひゆ)る季節だから、その「ひゆ」が
「ふゆ」に転じたという説。「ひゆ」は「氷(ひ)」の活用形だとも言われる。
A寒い時は身体が震えるから、そこから
「震う(ふるう)」が変化して、「ふゆ」になったという説。
B「振るう・振ゆ(ふゆ)」に由来するという説。
ちなみに、日本語の起源は、約2200年前に朝鮮半島から
移住してきた農民(アルタイ語族)たちに
由来していると考えられている為、その後、
上記の様な言葉が生まれたと考えられます。
(朝鮮語・日本語は共にアルタイ語族からもたらされたものと考えられています。)
※アルタイ語族の言葉は日本を含めモンゴル、朝鮮、トルコ、ウズベキスタン
(東・北・中央アジア)で話されています。
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