最近、よくニュースで「竹島」について取り上げられる事が多いですが、
竹島の名前の由来(語源)はどうなっているのでしょうか?
「竹島」と呼ばれるようになったのは以下の2つの事柄によるものと考えられています。
@竹島は今から460万年前〜250万年前に海底火山活動にて誕生した
火山島でした。その島はまるで「猛々(たけだけ)しく切り立った島」でした。
その為、「猛島(たけしま)」すなわち「竹島」と呼ばれるようになりました。
(1905年、日本政府が閣議にて命名されました。)
※「猛々しい」・・・「勇ましくて強そうである」という意味です。
A江戸時代、日本では鬱陵島(うつりょうとうー現在:韓国領)の事を竹島と呼び
現在の竹島を松島と呼んでいました。
(鬱陵島には竹がたくさん生えていた為、「竹島」と呼ばれていました。)
江戸幕府の許可を得た漁師達が「鬱陵島」に渡って竹等を
採取していた所、朝鮮人と遭遇し、李氏朝鮮との領土問題に発展しました。
日本と李氏朝鮮間で争いは続きましたが、徳川5代将軍綱吉の時に
日本から渡航しない旨を李氏朝鮮に伝え、領土問題は解決しました。
その後、1840年頃から鬱陵島を「松島」と呼ぶようになりました。
これでは、「松島」が2島も存在する事になってしまうので、
1905年、日本政府が閣議で「松島」を「竹島」と命名しました。 |