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油を売る暇がないの語源(由来)は?


よく、忙しい時に「油を売る」暇がないという

言葉を使いますが、どうして「油を売る」という言葉を使うのでしょうか?


「油を売る」という言葉の由来は?

油を売るとは仕事の途中で無駄話をするという意味で江戸時代から使われた言葉

で、江戸時代の油売りが客のところへ油を届けに行った際、

客の枡に油が垂れ終わるまでの時間を客との雑談で繋いでいたためで、

現代ではこれが転じて、仕事やお使いの途中に喫茶店・パチンコ行く等の

寄り道に対しても「油を売る」という言葉が使われるようになりました。

そもそも油って何?

動物や植物、鉱物などからとれる水と相分離する疎水性の物質です。

一般に可燃性であり、比重が軽く、水に浮きます

常温で液体のものを油、固体のものを脂と言います。


ちなみに人間の脂肪油・脂が含まれるので、油脂といいます。

昔の人は何の油を使ってた?

魚油、鯨油の動物性、椿油、胡麻油、菜種油の植物性の油を使用していました。

昔の人は油を何に使っていた?

昔の人は、油を
灯火油(火をつける為の油)食用油

鬢付け油(日本髪で、髪を固めたり乱れを防いだりするのに用いる固練りの油)

として使用していました。

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