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フリーターの語源・名前の由来・歴史は?

日本ではよく正社員ではなくアルバイトで生計を立てている人を

フリーターと呼ぶ事がありますが、フリーターの語源や歴史は

どうなっているのでしょうか?


フリーターの意味は?

日本で正社員以外の就労形態(アルバイトやパートタイマーなど)で

生計を立てている人を指す言葉です。

日本での定義は?

日本では、1991年に厚生労働省が以下のように定義を設けました。

中学校卒業後の年齢15歳から34歳で在学していない人の内、

勤め先における呼称が「アルバイト・パート」である雇用者・

無職で家事や通学もしておらず、「アルバイト・パート」の仕事を希望する者を指します。

つまり、厚生労働省の定義では、「アルバイト・パート」をしていなくても

「アルバイト・パート」として働く事を希望していれば、フリーターという事になります。

フリーターの語源・名前の由来は?

フリーランス・アルバイターの略称です。

1985年5月、都内でライブ活動していたシンガーソングライター長久保徹が、

夢に向かって自由な発想でわが道を走り続けた幕末の坂本龍馬が好んで発した

という「フリー(英: free)」に、ドイツ語のアルバイター(独: Arbeiter)を連結して、

「フリーアルバイター」を造語しました。

※ドイツ語で、「Arbeit」は労働を意味しますが、日本では非正規雇用を意味します。

※フリーランスとは・・・特定の企業や団体、組織に専従しておらず、

自らの才覚や技能を提供することにより

社会的に独立した個人事業主もしくは個人企業法人の事を指します。

企業から請け負った業務を実際に遂行する本人をフリーランサーと呼びます。

「ニート」という言葉が生まれたのは1999年の為、「ニート」という言葉

より前に生まれました。(「ニート」の定義・語源・歴史はこちらをご覧下さい。)
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